6◇ そなエリアを見学してきました
そなエリアという名前
3月18日、北裏防災会では見学ツアーとして防災体験学習施設「そなエリア」を訪ねました。そなエリアという変わった名称は「備える」「エリア」から来ているとか、納得!!
りんかい線国際展示場駅から歩くこと3分、東京臨海広域防災公園という気持ちのいい広い空間の中にあります。
震災直後の町を生き抜け
そなエリアでは1時間ほどのツアーに参加しました。エレベーターを降りると、そこはもう大震災が起こった直後の町。まっ暗闇を抜けると倒れたビルやいまにも落ちてきそうな看板が現れます。それにめげずに進みタブレットを片手にクイズに答えていきます。
クイズが終了すると明るい場所{避難所}にたどり着くのですが、本当に安心した気持ちになるから不思議。「避難所」には実際使われた避難所の再現や、防災コンロ、トイレなど、大震災後、役立つであろうものの展示がされています。
百聞は一見にしかず?!
暗闇やめちゃくちゃになった町並みの再現などを体験できるツアーのほかにも、最新の防災グッズなどの展示や、震災後の各関係部署が集合して指令を出す対策室もガラス越しに見学することができます。ここは映画の1シーンのような場所なので必見です。いざとなったら集うべき関係者のためにヘリポートが防災公園には併設されているとのことです。歩いてくるわけではないと聞き、一安心しました。
さて、この施設、震災後、私たちがどう生き抜くかの手段や心構えを遊び感覚で体験でき、意外と(?)楽しいので、ぜひ皆さまもご家族で訪れてみてください。
1階のレストランで防災食を試すこともできますよ(有料です)。
2017年4月 北裏防災会 わたなべまさこ